サイコロのリ・デザイン
サイコロをふるという行為を問い直す。
6面の出目をそれぞれ0から5とした。
サイコロの出目に0があることで
また最大出目が5となることで
サイコロを振るという行為や行為にともなう心理は少しだけ変化する。
サイコロを何回振っても出目が「0」であれば、結果は「0=無し」である。
行為そのものが無効とされる。
n個のサイコロを振るとき、出目の合計は0〜5nとなる。
それは十進法に従った整合性をもつ。
出目の表記は漢数字をベースにリデザインを施した。
従来の「点」のデザインから「線」のデザインと変更し「0」を強調する。
ほんの少し、デザインし直すことで、
行為そのものが変化させることを目的としている。
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